以前に、銅の酸化マグネシウムの燃焼についての問題やまとめを書きました。

また、それらの計算問題もよく出題されるということで、銅の酸化に関する計算問題についての解き方についても紹介しています。

この記事では、マグネシウムの燃焼についての計算問題について一緒に考えてみましょう。
基本的には、銅の酸化のときと同じ解き方でOKです。

では、いきましょう!


①必ず覚える知識


マグネシウムが酸素と反応して酸化マグネシウムができるときの質量比

マグネシウム酸素酸化マグネシウム

上の3つの物質の比の関係は、マグネシウム3gあれば、酸素2gと反応し、酸化マグネシウム5gできるよ!という意味を表します。

それぞれ3つの物質とその比の関係を絶対に覚えてくださいね。


②計算問題の解き方手順

  1. 問題文で質量がわかっている物質と求めたい物質を選ぶ
  2. 質量がわかっている物質と求めたい物質の比を書く
  3. 質量がわかっている物質の下に実際の質量を、求めたい物質の下にxgと書いて、比の計算をする。

③問題

下のグラフは、マグネシウムの粉末の質量とそれを十分に加熱したときにできる酸化マグネシウムの質量との関係を表している。
図 マグネシウムの燃焼 グラフ


(1)マグネシウムの質量とできた酸化マグネシウムの質量はどのような関係にあるか。
(2)マグネシウムとマグネシウムと化合する酸素の比を求めよ。
(3)マグネシウム15gから何gの酸化マグネシウムができるか。
(4)マグネシウム6gと反応する酸素は何gか。
(5)酸素0.4gと反応するマグネシウムは何gか。


④解答

(1)比例(の関係)
(2)マグネシウム:酸素=3:2
(3)25g
(4)4g
(5)0.6g


⑤解説

(3) ②の計算問題の解き方手順に沿って考えていきましょう。

  1.問題で質量がわかっている物質と求めたい物質を選ぶ。
    
    質量がわかっている物質 ⇒ マグネシウム15g
    求めたい物質 ⇒ 酸化マグネシウム ?g


  2.質量がわかっている物質と求めたい物質の比を書く。

    マグネシウム:酸化マグネシウム=3:5 ←①必ず覚える知識より 


  3.質量がわかっている物質の下に実際の質量を、求めたい物質の下にxgと書いて、比の計算をする。

   マグネシウム:酸化マグネシウム = 3:5  ←①必ず覚える知識より
      15g:   g    = 3:5  ←求めたい物質の質量をxgとおく

   あとは、比の計算をする。
      3 = 15×5
      3 = 75
        = 25g


(4) (3)と同じようにして、②の計算問題の解き方手順に沿って考えていきましょう。
  1.問題で質量がわかっている物質と求めたい物質を選ぶ。
    
    質量がわかっている物質 ⇒ マグネシウム6g
    求めたい物質 ⇒ 酸素 ?g


  2.質量がわかっている物質と求めたい物質の比を書く。

    マグネシウム:酸素=3:2 ←①必ず覚える知識より 


  3.質量がわかっている物質の下に実際の質量を、求めたい物質の下にxgと書いて、比の計算をする。

   マグネシウム:酸素 = 3:2  ←①必ず覚える知識より
      6g :g = 3:2  ←求めたい物質の質量をxgとおく  

   あとは、比の計算をする。
      3 = 6×2
      3 = 12
        = 4g


(5) (3)、(4)と同じようにして、②の計算問題の解き方手順に沿って考えていきましょう。
  1.問題で質量がわかっている物質と求めたい物質を選ぶ。
    
    質量がわかっている物質 ⇒ 酸素0.4g
    求めたい物質 ⇒ マグネシウム ?g


  2.質量がわかっている物質と求めたい物質の比を書く。

    マグネシウム:酸素=3:2 ←①必ず覚える知識より 


  3.質量がわかっている物質の下に実際の質量を、求めたい物質の下にxgと書いて、比の計算をする。

   マグネシウム:酸素 = 3:2  ←①必ず覚える知識より
      xg :0.4 = 3:2  ←求めたい物質の質量をxgとおく  

   あとは、比の計算をする。
      2 = 0.4×3
      2 = 1.2
        = 0.6g

どうでしょうか?
慣れるまでは結構大変だと思うので、後日動画でも作成しようと思います。

こちらが解説動画になります。