【部活編】考えることの大切さと考えるコツ

高校生
ひろまる先生
ひろまる先生

今回は,考えることの大切さとコツについて,私の部活エピソードを通して,伝えたいと思います.

考えることは,部活だけでなく,勉強や仕事にも必要なスキルです.

中学生のうちに考えるコツを知り,実践すれば,高校や大学,社会人になっても活躍できます.

サッカー部とバスケ部がなくて陸上部へ入部

manfredsteger via Pixabay

小さいときからボールを蹴るのが好きだったので,中学生になったら,サッカー部に入りたいと思っていました.

でも,私が入学した地元の市立の中学校にはサッカー部がありませんでした.

第二希望だったバスケ部もありませんでした.

でも,体を動かすことは好きだったので,陸上部に入りました.

身体が細く筋肉もなかったのと,短距離より長距離の方が自信があったので,長距離パートに所属しました.

1年生の冬に”貧血”になり,練習しても練習しても,練習するだけ,記録が出なくなりました.

日常生活でも,よく頭痛になり,軽く走るだけですぐに息が上がっていました.

毎年,駅伝シーズン前,練習量が増えるたびに貧血に悩まされていましたが,なんとか県大会で決勝に残れるレベルまで記録が伸びていきました.

3000mをメインに走っていて,中学生のときの自己記録は10分06秒でした.

3年間,先生が考えた練習メニューをこなすだけでした.

”何も考えずに”決められた練習をこなしていた3年間

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練習は顧問の先生が決めたものしかしていませんでした.

どちらかというと真面目な性格だったので,練習ノートに書かれたメニューを毎日こなしていました.

”何も考えずに”練習をしていても,少しずつ記録は伸びていきました.

でも,

練習に疑問を持たず,

練習の意味を考えず,

何も考えずに練習していたということが,

自己記録10分06秒に終わった原因だと思います.(結果論ですが)

県内に全国大会出場できる人もいましたが,私はその人たちのことをこう思っていました.

あの人たちは最初から才能がある.違う世界で生きている,と.

考えるコツ

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では,考えるにはどうしたらいいでしょうか?

考え方には,たくさん種類がありますが,ここではすぐに実行できること紹介します.

なぜ?疑問をもつ!

まず,疑問を持ちましょう.

例えば,こんな感じです.

  • なぜ,速く走れないのか?
  • なぜ,あの子は速いのか?
  • なぜ,この練習をするのか?

なぜ?の意味を考える

次に,なぜの意味を考えましょう.

例えば,こんな感じです.

  • なぜ,速く走れないのか?
    • 長距離を速く走るために必要なことは何か?どこの筋肉を鍛えるのか?
  • なぜ,あの子は速いのか?
    • 速いあの子を調べる.練習メニューを聞く.背の高さは?体重は?筋肉のつき方は?
  • なぜ,この練習をするのか?
    • この練習をすることで,何を鍛えているのか?どの筋肉を鍛えているのか?

私は,速いあの子を見て,こう思っていました.

「あの子は才能があるから」

「あの子は最初から違う世界にいる」

この考え方もダメなところでした.

自分が努力しないことの言い訳ですね.

実践する(質より量)

疑問を持ち,その意味を考えると,自分が足りないこと,すべきことが見えてくると思います.

それを実践しましょう.

例えば,人間の運動能力にはいろんな種類があります.

  • 筋力
    • 重いものを動かす力
  • 筋持久力
    • 長時間,筋肉を活動させる力
  • 瞬発力
    • 体を動かすスピード
  • 柔軟性
    • 筋肉の柔らかさ,関節の可動域
  • 全身持久力
    • 心配機能の高さ
  • 敏捷性(びんしょうせい)
    • すばしっこさ
  • 巧緻性(こうちせい)
    • 体をイメージ通りに動かす能力
  • 平衡性(へいこうせい)
    • バランス感覚

勉強と同じですが,部活でもすぐにできるようになることなんてありません.

地道にコツコツ意識しながら練習に取り組んでみましょう.

時間に余裕があるなら,部活が終わった後や休みの日に行動することも必要でしょう.

実践は,質より量が上回ります.

やみくもに努力するよりも,自分に足りないこと,鍛えたいことを意識しながら努力することが大切です.

過去の自分と比べる

最後に,実践する前の自分(過去の自分)と比べることです.

自分に足りないこと,すべきことを実践して少しずつ克服していきます.

これが本当の練習です.

言われたことを何も考えずにすることが練習ではありません.

そして,実践前の自分と実践した後の自分を比べてみてください.

自分の記録は伸びましたか?

自分のスキルは上がりましたか?

過去の自分と比べて成長できましたか?

他の誰かと比べるのではなく,過去の自分と比べて成長できたかどうかを意識することを忘れないでください.

最後に,理想の自分に少しでも近づくために

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この記事を書きながら,当時の自分の情けなさに落ち込んでいます.

しかも,この”何も考えない”姿勢は高校になっても続いていました.

高校では,県大会の決勝にも残ることができませんでした.

努力していなかったこと自分で知っていたので,悔しがれなかったことが一番悔しかったです.

人生の苦い思い出の一つです.

私の部活エピソードを通して,考えることの大切さとコツについて紹介しました.

この記事を読んでいる方は,ぜひ考えることを習慣にしてほしいと思います.

理想の自分に近づくためには,自分に足りないことを見つけ,それを実践して克服していくことが必要です.

これは勉強でも言えますし,社会人になって仕事をしていても言えることです.

社会人になって,仕事をすると,よく「考えろ」って上司に言われるのですが,そもそも「考え方」を教えてもらう機会がなかなかありません.

その「考え方」を若い頃から身につけておくと,よりよい人生になります.

この記事を読んでくださっている方の人生がうまくいきますように.

最後に,私の好きな人がtweetしていたことを載せておきます.

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