By Bank of Japan – 自ら撮影, パブリック・ドメイン, Link
化合とは、2つ以上の物質がくっついて、全く異なる1つの物質になる化学変化のこと。
①酸化銅ってどんなん?
銅はわかりますよね? 10円玉には微量の銅が使われています。
銅はこんな感じ!
By Native_Copper_Macro_Digon3.jpg: “Jonathan Zander (Digon3)” derivative work: Materialscientist (talk) – Native_Copper_Macro_Digon3.jpg, CC 表示-継承 3.0, Link
金属の一種なので、キラキラ光って、光沢がありますね。
また、色は赤かっ色(せきかっしょく)です。
また、銅はまた、電気を通しやすいという性質があります。
By RobertKuhlmann – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
一方で、古い10円玉は、光沢がなく、黒くなっていますね。
実は、空気中の酸素と反応して、銅が化学変化を起こしているので、色が変わってしまうのです。
この黒い物質が”酸化銅”です。
②【実験】銅の酸化の実験
銅の酸化は以下の器具を用いて行います。
実験で使用する、”三脚(さんきゃく)”や”三角架(さんかくか)”はたまに問題で聞かれるのでおぼえておきましょう。
実験上の注意
銅を加熱している間は、よくかき混ぜる。
⇒(理由)空気中の酸素と銅を完全に反応させるため。
③【解説】銅が酸化すると何になるの?
銅を完全に反応させるために、よくかき混ぜながら実験を行ったところ、赤かっ色の銅を加熱すると、加熱した部分が黒色に変化した。
では、この黒色の物質は何なのか?また、どのような性質があるのかを確認していきましょう。
〇黒色の物質
酸化銅はこちら!
By User Walkerma on en.wikipedia, パブリック・ドメイン, Link
銅の加熱前と加熱後の性質をまとめると以下のようになります。
反応前 | 反応後 | |
---|---|---|
物質 | 銅 | 酸化銅 |
色 | 赤かっ色 | 黒色 |
こする | 金属光沢 | 光沢なし |
電気を流す | 流れる | 流れない |
また、銅の酸化を化学反応式は以下のようになります。
銅 + 酸素 → 酸化銅
2Cu + O2 → 2CuO
④【問題と解答】銅の酸化
⑤【画像】まとめ画像
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コメント
【銅の加熱前と加熱後の性質をまとめると以下のようになります】
↑
この表の中の「電気を流す/流さない」が逆ではないでしょうか
>>通りすがりさん
見落としていました。
ご指摘どうもありがとうございます!