天体の星の日周運動についての問題です.
天体はイメージすることが大切です.
教科書や資料の図をみたり,図書館で図鑑などを借りたりして,頭の中でイメージしてください.
何をイメージするかというと,
地球は太陽の周りをまわっているけれど,地球から見たら太陽は動いて見える.
星が動いているのは,地球が自転や公転しているから.
ということをイメージすると良いです.
天体の分野は難しいと感じる中学生が多いのは事実ですが,出題される問題は決まっています.
何度も繰り返し問題を解いて,理解するようにしましょう.
星の日周運動 よくでる問題
(1)上図のA~Dは,それぞれどの方角の空を観察したものか.
(2)上図のA~Dで時間が経つについれて,星の動いていく方向はa,bのどちらか.
(3)上図のような星の1日の動きを何というか.
(4)(3)の原因は何か.
(5)星は1時間後には①何度,②どちらの方角から方角へ動くか.
(6)Cの空の中心に、1つだけ動かない星は何か.
(7)(6)の星が動かない原因は何か.
(8)(6)の星の高度はどのように求められるか.
解答
(1)A:北 B:南 C:東 D:西
(2)A:a B:b C:b D:b
(3)日周運動
(4)地球の自転
(5)①15° ②東から西
(6)北極星
(7)地軸の延長線上にあるから.
(8)観測点の緯度
解説
星は太陽を同じで,実際には動いていません.
地球が動くことにより,星や太陽が動いてみえます.
北の空の星の動きは
北極星を中心に反時計周りです.
東・南・西を空の星の動きは下図を参考にしてください.
また,星の動きには,日周運動・年周運動の2種類あります.
それぞれの違いをまとめたので参考にしてください.
また,表の一番下の「問題で使うとき」に関しては,問題を解く際にヒントになる部分なので,覚えておいてください.使い方は別の記事にしたいと思います.