写真で見る太陽系の天体(惑星など)の特徴まとめ

天体
ひろまる先生
ひろまる先生

太陽系の惑星は8つあります.それぞれの惑星に特徴があるのですが,文字情報だけではいまいちイメージしずらくないですか?

ということで,今回は写真で惑星の特徴を見ていきましょう.

覚えるときにも,「文字+イメージ」のセットだと脳に定着しやすいですよ.

太陽系の惑星の特徴まとめ

太陽系の惑星は8つあります.

太陽に近い順から,水星,金星,地球,火星,木星,土星,天王星,海王星の8つです.

この8つの惑星は,太陽のまわりを公転し,みずから光を出さずに,恒星からの光を反射して光っている.

水星

NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington. Edited version of Image:Mercury in color – Prockter07.jpg by Papa Lima Whiskey., Public domain, via Wikimedia Commons

こちらの写真は,メッセンジャーが2008年に撮影した水星です.

太陽に最も近く最も小さい惑星です.

また,地表は月のようにたくさんのクレーターがあります.

水星の特徴
  • 太陽に最も近い.
  • 太陽系で最も小さい.
  • 地表にたくさんのクレーターがある.

金星

NASA/JPL, Public domain, via Wikimedia Commons

こちらは,1990年2月に探査機「ガリレオ」によって撮影された金星の写真です.

金星は,太陽系で太陽に2番目に近い.

金星は,太陽系で表面温度が最高の約460℃です.

大気の主成分は二酸化炭素です.

地球から,明け方と夕方に観測することができます.

明け方に見える金星を「明けの明星」,夕方に見える金星を「よいの明星」といいます.

金星の特徴
  • 地球から,明け方と夕方に観測できる.
  • 太陽系で最も表面温度が高い(約460℃)
  • 大気の主成分が二酸化炭素

地球

NASA/Apollo 17 crew; taken by either Harrison Schmitt or Ron Evans, Public domain, via Wikimedia Commons

1972年12月7日にアポロ17号の乗組員によって撮影された地球の写真です.

「The Blue Marble」と名付けられ,英語で「青いビー玉」を意味します.

宇宙飛行士からは,地球がまるで子供が遊ぶガラスのビー玉のように見えたため,これが写真の題名となった.

https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・ブルー・マーブル

太陽から3番目に近い惑星で,平均密度が最も大きい惑星です.

表面に液体の水があり,空気中に酸素が大量(約20%)にあり,多種多様な生物が生存しています.

地球の特徴
  • 太陽系で密度が最も大きい.
  • 表面に液体の水がある.
  • 酸素の割合が多い(約20%)

火星

ESA & MPS for OSIRIS Team MPS/UPD/LAM/IAA/RSSD/INTA/UPM/DASP/IDA, CC BY-SA IGO 3.0, CC BY-SA 3.0 IGO https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/igo/deed.en, via Wikimedia Commons

こちらは,2007年2月24日,探査機「ロゼッタ」による撮影です.

火星は,太陽から4番目の惑星で,水星より大きいが2番目に小さい惑星です.

火星の表面にクレーターがあるが,火山や水が流れたような複雑な地形が見られる.

大気の主成分は二酸化炭素です.

表面温度は−140〜20℃で場所や季節による差が大きい.

火星の特徴
  • 太陽系の惑星で2番目に小さい
  • 赤色に見える
  • クレーターがある
  • 火山や水が流れたような複雑な地形が見られる

木星

NASA/JPL/University of Arizona, Public domain, via Wikimedia Commons

こちらは,2014年時点の自然色木星全体図です.

2000年12月7日にNASAぼ探査機カッシーニが撮影した4枚の画像をもとにシミュレーションしたものになります.

木星は,太陽から5番目の惑星です.

木星は,太陽系で最も大きく最も質量が大きい惑星です.

表面は,しま模様や台風のようなうずが見られる.

この巨大なうずのことを大赤斑(だいせきはん)といいます.

地球からの観測が難しいが,細い環(or リング)があります.

木星の特徴
  • 太陽系で最も大きい
  • 太陽系で質量が最も大きい
  • しま模様,うずが見える.(大赤斑)

土星

NASA / JPL / Space Science Institute, Public domain, via Wikimedia Commons

こちらは,2004年3月27日,探査機「カッシーニ」による撮影された土星です.

太陽から6番目にあり,木星の次に大きい惑星です.

土星は,太陽系で平均密度が最も小さい惑星です.

大きな環があるのが特徴で,環の幅は地球の直径約5.5倍もあります.

土星の特徴
  • 太陽系で2番目に大きい
  • 大きな環がある

天王星

NASA/JPL-Caltech, Public domain, via Wikimedia Commons

1986年にボイジャー2号が撮影した天王星です.

太陽から7番目にあり,木星,土星に次ぎ3番目に大きい

天王星の大気は,主に水素とヘリウムです.

大気中に含まれるメタンが赤色の光を吸収するため,淡い青緑色に見える.

自転軸大きく傾いているのが特徴で,昼と夜が入れ替わるのに,約42年間かかる場所もあります.

天王星の特徴
  • 自転軸が大きく傾いている
  • 淡い青緑色
  • 太陽系の惑星で3番目に大きい

海王星

Justin Cowart, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons

ボイジャー2号撮影した海王星の画像です.

中央に大暗斑(だいあんはん)とよばれるだ円形の模様が見えます.

木星の大赤斑と似ていますが,大気成分のうすい場所です.

海王星の大気は,主に水素とヘリウムです.

大気中に含まれるメタンが天王星よりも多いため,より多くの赤色の光を吸収することで,海のように深い青色をしています.

太陽系で最も外側を公転しているので,公転周期が約165年です.(地球の公転周期は約365日)

海王星の特徴
  • 太陽系で一番外側を公転している.
  • 深い青色

太陽系8つの惑星の大きさを比べてみた

WP, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons

距離は実際の比率ではありませんが,これが太陽系8つの惑星の大きさを比較した図です.

やはり,最も大きいのが5つ目の惑星の木星(Jupiter)です.

2番目に大きいのが,特徴的な環を持つ,6つ目の惑星の土星(Saturn)です.

見にくいと思いますが,最も小さいのが,1つ目の水星(Mercury)です.

太陽系の惑星の大きさ比較
  • 最も大きい:木星
  • 2番目に大きい:土星
  • 最も小さい:水星

恒星

恒星とは,みずから光をはなつ天体のことです.

星座の星も恒星です.

太陽系の恒星:太陽

NASA/SDO (AIA), Public domain, via Wikimedia Commons

NASAの太陽観測衛星である,ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(Solar Dynamics Observatory, SDO)によって撮影した画像から合成した太陽です.(2010年時点)

太陽系の恒星は,太陽です.

太陽は,半径が約70万kmで地球の約109倍の大きさです.

表面温度は約6000℃です.そして,周囲よりも温度が低い黒点(約4000℃)があります.

黒点を観察することで,太陽が自転していることもわかっています.

また,自転周期は約27〜30日です.

太陽のまわりには,プロミネンス(紅炎)とよばれる,炎のようなガスの動きが観察されることがあります.

また,コロナとよばれる高温のガスが太陽全体をおおっています.

太陽の特徴
  • 恒星
  • 地球の約109倍の大きさ
  • 自転している
  • 表面温度:約6000℃
  • 黒点温度:約4000℃
  • 中心部の温度:約1600万℃
  • プロミネンス(紅炎)
    • 下写真の赤色部分
    • ガスの動き,赤色に見える
    • 約1万℃
  • コロナ
    • 下写真の白色部分
    • ガスの層
    • 約100万℃
Luc Viatour, CC BY-SA 3.0 http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/, via Wikimedia Commons

衛星

衛星とは,惑星のまわりを公転する小天体のことをいいます.

地球の衛星:月

地球の衛星は,月です.

人類が到達したことがある唯一の地球外天体です.

表面にクレーターがあります.

月は白色に光っていますが,これは太陽の光を反射して光っているだけです.

火星の衛星:フォボス

NASA / JPL-Caltech / University of Arizona, Public domain, via Wikimedia Commons

火星の衛星は,フォボスといい,小さくて不規則な形をしています.

木星の衛星:イオ

NASA / JPL / University of Arizona, Public domain, via Wikimedia Commons

木星の衛星は,イオといい,球形をしています.

火山活動が確認されています.

木星の衛星:ガニメデ

NASA/JPL, Public domain, via Wikimedia Commons

ガニメデは,木星の衛星であり,太陽系の衛星で最も大きいのが特徴です.

衛星
  • 惑星のまわりを公転
  • 地球の衛星は月
  • 月の表面にクレーターがある.
  • 太陽の光を反射して光って見える.

小惑星

小惑星は,太陽のまわりを公転する小天体のことです.

その多くは,火星と木星の間にいます.

大きさや形はいろいろな種類があります.

地球の公転軌道の近くを通る小惑星は,いん石となって,地球に衝突する可能性があります.

イトカワリュウグウも小惑星です.

小惑星
  • 太陽のまわりを公転する小天体
  • 多くは,火星と木星の間にある

彗星(すい星)

NASA, Public domain, via Wikimedia Commons

アメリカのアリゾナ州のカタリナ展望台で1974年11月1日に撮影されたコホーテクすい星です.

すい星は,太陽のまわりを細いだ円軌道で公転しています.

氷やチリが集まってできた天体で,すい星が太陽の近づくと,氷が溶け,ガスやチリの放出して,尾を作ることがあります

尾が伸びた様子から,箒星(ほうき星)と呼ばれることがあります.

すい星
  • だ円軌道で公転
  • 尾を作ることがある

太陽系外縁天体

太陽系外縁天体は,海王星よりも外側を公転している,めい王星などの天体のことをいいます.

めい王星

NASA/JHUAPL/SWRI, Public domain, via Wikimedia Commons

NASAの無人探査機「ニュー・ホライズンズ」が撮影しためい王星です.

めい王星は,2006年までは太陽系の9番目の惑星とされていました.

最後に太陽系の天体に関する問題

太陽系の天体に関する問題を作成しました.全30問です.挑戦してみてください.

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