ひろまる先生
この記事では,直列回路や並列回路での電圧の大きさについて学習します.
オームの法則をい使った計算問題の基本となります.
【基礎】直列回路や並列回路での電圧の大きさ
電圧とは直観的には電気を流そうとする「圧力のようなもの」である.
https://ja.wikipedia.org/wiki/電圧
Wikipediaには,上記のように書かれています.
抵抗は電流を流しにくいので,電圧をかけることによって,電流を流そうとしています.
直列回路の電圧の大きさ
直列回路に複数の抵抗がある場合,電源電圧がそれぞれの抵抗にかかる電圧に分かれます.
例えば,上図のように電源電圧が5Vの場合,それぞれの抵抗にかかる電圧は2V,3Vのようになります.
直列回路では,電圧は分かれる.
並列回路の電圧の大きさ
並列回路の抵抗にかかる電圧の大きさは,電源電圧と同じになります.
例えば,上図のように電源電圧が5Vの場合,それぞれの抵抗にかかる電圧の大きさは5Vになります.
並列回路の電圧は,電源電圧と同じ.
直列+並列回路の電圧の大きさ
上図のように直列回路と並列回路が合わさった回路の場合,直列回路と並列回路の考え方を使います.
手順が2つあります.
考え方①:並列部分を1つと考える.
例えば,電源電圧が5Vの場合,それぞれの抵抗に2V,3Vの電圧がかかります.
考え方②:並列部分の電圧は同じになる.
並列部分の電圧は同じになるので,並列の抵抗にはそれぞれ3Vの電圧がかかります.
直列回路と並列かいろがある場合.
- 並列部分を1つと考え,電源電圧を分ける.
- 並列部分の抵抗にかかる電圧は同じ.