- 地球の構造は3層構造
- 地殻・マントル・核
- プレート
- 地球の表面を覆っている岩盤
- 十数枚
- 厚さ: 約10〜約100km
- プレートは動いている.
- 約8000万年後にハワイが日本にくっつく可能性がある.
地球の構造: 地殻・マントル・核の詳細
地球の構造を詳しく分類すると,上の図のように,6つに分けることができます.
でも,覚えるのは3つだけでOKです.
その3つは,外側から「地殻・マントル・核」です.
地殻・マントル・核
地球の構造と卵の構造は似ていて,3つの層からなっています.
外側から「地殻・マントル・核」です.
卵の殻: 地殻(固体)
卵の卵白: マントル(液体)
卵の卵黄: 核(固体)
- 地球は3層構造
- 地殻
- マントル
- 核
プレートとは
地球は直径約13000kmの球体で内部は高温の物質でできています.
地球の表面は,高温の物質が冷えて,十数枚の岩盤で覆われています.
この岩盤のことをプレートと言います.
プレートは動いているので,プレートの上にある大陸や島も動いています.
日本付近のプレート
日本付近のプレートには,いくつかあります.
例えば,フィリピン海プレート,太平洋プレート,北アメリカプレートなどがあります.
海溝(かいこう)と海嶺(かいれい)
日本付近のプレートを詳しくみましょう.
日本の東側にプレートが沈みこむ場所があります.
これを海の溝(みぞ)と書いて,海溝(かいこう)と言います.
また,ずーと東には,プレートが生まれる場所があります.
これを海嶺(かいれい)と言います.
- 海溝(かいこう)
- プレートが沈みこむ場所
- 海嶺(かいれい)
- プレートが生まれる場所
約8000万年後に日本にくっつくハワイ
先ほど,プレートは動いていると言いました.
1年間に約8cmの速さで動いています.
日本とハワイの距離は約6600kmなので,約8250万年後に,日本とハワイがくっつくという計算結果になります.
日本付近のプレートによる地震
プレートは分厚い岩盤でした.
そんなプレートは動いているので,プレートのひずみやズレによって,地震が起こります.
最近では,太平洋プレートと北アメリカプレートの境界域で起こった「東北地方太平洋沖地震」があります.
また,「南海トラフ地震」という,フィリピン海プレートが沈みこむことによってできる深い溝(トラフ)が起こる可能性が高いと言われています.
学校での防災訓練やハザードマップで避難場所の確認をしておきましょう.