- 本記事の内容
- 恒星
- みずから光っている天体
- 太陽の温度
- 中心部:約1600万℃
- 表面:約6000℃
- 黒点:約4000℃
- 太陽の大きさ
- 地球の約109倍
- 太陽の自転
- 東から西へ自転(27〜30日で1周)
太陽の特徴まとめ
地球にとって身近の一つに太陽があります.
太陽は約46億年前にできたと考えられています.
この記事では,太陽の特徴について学習していきましょう.
恒星とは
恒星とは,みずから光っている天体です.
太陽系で唯一の恒星が太陽です.
月や金星などの惑星が光って見えるのは,太陽の光を反射しているからです.
夜空に光っている星のほとんどが恒星です.
太陽の温度
太陽は,水素やヘリウムなどでできているガスのかたまりです.
太陽の中心部の温度は,約1600万℃です.
太陽の表面温度は約6000℃で,太陽の表面には,黒い斑点が見えます.
この黒い斑点を「黒点」といい,周りより温度が低いため,黒く見えています.
黒点の温度は,約4000℃です.
太陽の大きさ
まず,太陽と地球の大きさを比べてみましょう.
太陽の直径は,約140万kmです.
一方,地球の直径は,約13000kmです.
したがって,太陽の直径は地球の約109倍となります.
次に,太陽・地球・月について比べてみましょう.
月の直径は約3500kmで,太陽の直径は月の約400倍です.
また,「太陽ー地球」の距離は,「地球ー月」の距離の約400倍です.
したがって,太陽と月は,ほとんど同じ大きさに見えます.
太陽の自転
太陽は,東から西へ自転しており,27〜30日で1周します.
太陽が自転することにより,黒点の位置も変化します.
黒点の形が変化するようすから,太陽が球形であることがわかっています.
プロミネンス(紅炎)とコロナ
太陽には,プロミネンスと呼ばれる,炎のようなガスの動きが見られる.
他にも,コロナと呼ばれる,太陽をとりまく高温のガスの層(約100万℃以上)もある.