- 凸レンズの作図まとめ(3パターン)
- 焦点以外に物体がある
- 実像ができる
- 焦点の上に物体がある
- 像はできない
- 焦点と凸レンズの中心に物体がある
- 虚像ができる
凸レンズの作図【3パターン】
レンズは身近なところで使われています.
例えば,めがねやスマホのカメラについています.他には,デジカメ,虫めがね,顕微鏡,プロジェクターや望遠鏡にも使われいています.
レンズにはいくつか種類がありますが,その中でも凸レンズは,レンズの中央が少しふくらんだ形をしています.
この記事では,凸レンズを通った光はどのように進むかみていきましょう.
【基礎知識】凸レンズの通る光の進み方
まずは,教科書やテストの問題文に出てくる,基本用語について知っておきましょう.
- 光軸(軸)
- レンズの中心を通り,レンズに垂直な線
- 焦点
- 軸に並行な光が凸レンズを通ったあとに集まる点
- 焦点距離
- レンズの中心と焦点までの距離
- 像
- スクリーンなどにうつって見えるもの
凸レンズを通る光の進み方で覚えるのが3種類あります.
それぞれ,① 物体からでて軸に平行な光,② 物体から凸レンズの中心を通る光,③ 物体から焦点を通る光の3種類です.
それぞれの光の進み方を覚えましょう.
作図するときには,①と②の光の進み方を作図する必要があります.
- 物体からでて軸に平行な光は,凸レンズ通過後,焦点を通る.
- 物体からでて凸レンズの中心を通る光は,凸レンズ通過後,そのまま直進する.
- 物体からでて焦点を通る光は,凸レンズ通過後,軸に平行に進む.
凸レンズの作図:3パターン
凸レンズの作図には3パターンあります.
それぞれ,① 焦点より外側に物体がある場合,② 焦点の上に物体がある場合,③ 焦点と中心の間に物体がある場合です.
作図には定規を使い,光の通る向きに矢印をつけるのが注意点です.